本当に春らしい気候になってきました。散歩をするにももう上着はいらないぐらいの
暖かさです。今年はあまり荒れた天気がなかったせいか梅の花が今でもきれいに咲いて
います。一方桜のつぼみもふくらんできましたし、今年初めてのウグイスのさえずり
も聞かれました。もうすぐ春、そして新しい年度の始まりですね。
土曜日はクーの散歩の後ママとお墓参りをしてから母のところに行きました。
お墓にお花を供えておいたことを報告し、母を介護室から自室まで車いすで連れて
行き、仏壇をあけて手を合わせます。母の場合、文字の読み書きや物事の判断力は
ほぼ正常に近いのですが、数分前の出来事も記憶しておくことが難しくなっている
のが辛いところです。でも、前にも同じことを書きましたが、痛いことや辛いことも
すぐ忘れられることはかえって救いなのかもしれません。
夕方は買い物を済ませて帰り、パエリアとカレーを作りました。
どちらもお肉を約1kg入れていますので10人前ぐらいはあります。この週末の
夕食と共に、パパとママの留守中の子供たちの食事の助けになればということです。
日曜日はクーの散歩の後、旅行の荷造り、家の掃除、片づけ、買い物などで一日を
過ごしました。明日からいよいよ6泊7日のバカンスの始まりです。
(写真は13日に神戸港に入港したクイーンエリザベスの姿です。)
今回の旅行は私たちにとって、とってもスペシャルなものになりそうです…。
というのも、私たちが望んだ訳ではないのですが、今回私たちが滞在する客室は
クイーンエリザベスの最上船室(グランドスイート)ということになったからです。
クイーンエリザベスは基本的にはラグジュアリー船なのですが、乗客は船室によって
クイーンズグリル、プリンセスグリル、ブリタニアクラブ、ブリタニアレストランの
4カテゴリーに分けられます。そして、グリルクラスより下の船客は立ち入り禁止の
エリアがあるなど、カテゴリーによってかなり明確なサービスの差が存在します。
ですから、本当のクイーンエリザベスのサービス(ホワイトスターサービス)
を味わいたければプリンセススイート以上の船室に泊まった方がいいと言われています。
それで、当初は私たちはプリンセススイートの船室を予約していました。
ところが、旅行社より昨年11月にキャンセルが出た、ということで繰り返し勧められ、
私たちはクイーンズグリルのペントハウススイート(Q3クラス、5108号室)に
予約を変更していました。この部屋は船のちょうど中央部分にあり、十分贅沢な部屋
ですので私たちはとても満足して楽しみにしていたのですが、出発直前に船会社
(キュナード)の都合(たぶんQ4〜6の船室の希望が多かったのでしょう)で私たち
の船室がビセットスイート(THE BISSET SUITEーQ1クラス、7177号室)に無償
アップグレードされるとの連絡を頂きました。2000人以上が乗船できる同船でも
4部屋しかない最上グレードの部屋です。元々同船はドレスコード(服装基準)が
厳格で、フォーマルナイトのタキシード着用率が9割近いと聞いていましたので、
その中でもクイーンズグリルに乗船するということで多少緊張していたのですが、
まさかのグランドスイート船客となるということで相当構えています。(^^ゞ
ですが、せっかくの機会ですので思い切って贅沢な船旅を楽しんでくるつもりです。
それでは…いってきます。(^^)/~~~

http://www.cunard.jp/queen-elizabeth/