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★PAGE 3 (難易度2のゲームたち(その2)です。)

インディアンフェイス (INDIAN FACE)
   <メーカー=ヨネザワ、人数=3−5人、時間=20−30分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
シンプルなルールのパーティーゲームです。面白いかどうかは参加者の盛り上げかた次第です。

プレイヤーは全員赤のヘッドバンドをして、鳥の羽をインディアン風に頭にさしてゲームを始めます。
最初にゲームチップを同じ枚数だけ各プレイヤーに配ります。
カードは全部で54枚(トランプと同じように1−13のカードが各4枚、リバースカードが2枚)あります。
カードは基本的に数字が大きいほうが勝ちなのですが、勝負するカードの中にリバースカードが奇数枚あるときは、
数字が小さい方が勝ちとなります。又、3のカードは山札からもう1枚カードを引いて、2枚の合計数字で勝負します。
リバースカードで勝負しているプレイヤーは山札を引いて自分の手札とします。

プレイヤーはアンティ(参加料)を場に出して、カードを1枚受け取り、それをみんなに見えるようにひたいのところのヘッドバンドに
はさみます。従ってプレイヤーは、他のプレイヤーの手札は全部見えますが、自分のカードが何なのかは分かりません。
この状態で、他のプレイヤーの態度や会話から自分のカードを推理し、順番にポーカーの要領でチップを賭ける(コール)か、
賭け金をつりあげる(レイズ)か、勝負をおりる(ダウン)かを選んでいきます。賭け終わったら勝負しているプレイヤーはひたいの
カードを場に出して勝負し、勝ったプレイヤーが場のチップを総取りします。同点のプレイヤーがいた場合、それぞれ山札を1枚
づつ引いて合計数字で勝負します。
これを繰り返し、1人のプレイヤーが破産した段階でもっとも多くのチップを持っているプレイヤーの勝ちです。

カードを配られたあとの会話がこのゲームのかなめです。時にはうそも交えながらみんなといろんな話をし、
そして自分のカードを推理して勝負するか降りるかを決めます。このゲーム、黙々とプレイしてもつまりません。
わいわいいろんな事を話しながら駆け引きを楽しむゲームです。子供たちはこういうのは大好きですね(^^)。

トランプでも十分ゲームは出来ると思います。一度試して見られてはいかがですか。  (2002.3)
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ABCゲーム
   <メーカー=大石天狗堂、人数=2−4人、時間=20−30分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
タイルを使うゲームです。マージャン、ドンジャラと似た遊び方をします。子供の教育には本当にいいゲームです。

タイルはA〜Zが各4枚、合計104枚をマージャンのように積み上げてゲームを開始します。手札は8枚で、
3枚セットを3つ作れば上がりです。ポン、チーの要領で、人の捨て札を使うことも出来ます。
やってみると分かりますが、結構難しい部分があり、大人でも混乱するときがあります。
例えばQとSのパイを持っていて、Rがあればセット完成なんてちょっと考え込まないと分かりませんよね(^_^;)。
このゲームのおかげでうちの子供たちはすぐにアルファベットを覚えてしまいました(^^)。

このゲームを使って、ビンゴゲームも出来ます。プレイヤーはそれぞれタイルを取り、タイルの表を上に3×3の形に
並べます。残ったタイルはテーブル中央に伏せておきます。そして、1枚づつテーブル中央のタイルを表にし、
手元に同じアルファベットのタイルがあれば裏にします。最初にビンゴを達成したプレイヤーの勝ちです。
子供たちはこのゲームの方が好きですね。  (2002.3)
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オセロ (OTHELLO)
   <メーカー=−−、人数=2人、時間=20分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
非常にポピュラーな2人対戦型のゲームです。リバーシなどと他の名前で呼ばれることもありますね。

8×8マスのボードと片面が黒、片面が白の丸いタイルを使います。最初にボード中央に黒白のタイル2枚づつを
置いてゲームを始めます。プレイヤーは交互にタイルを置き、相手のタイルを自分のタイルではさむと相手のタイルを
ひっくり返して自分のタイルにすることが出来ます(可能な場合には必ず他の駒をはさむように置かねばなりません)。
ボードのすべてのマスが埋まったときにより多くのタイルを自分のものにしているほうが勝ちです。
このゲーム、いかに隅のマスを(一旦自分のタイルを置くととるとはさむことが出来ませんから取り返されません)
確保するか、別の言い方をすると隅に隣接した場所に相手のタイルを置かせるか、がポイントです。

非常にいいゲームなのですが、同時に強い方が必ずといっていいほど勝つゲームでもあります。ゲームの最初に
隅に石を置かせることによってハンディをつけることも出来るのですが、なかなかうまくバランスが取れませんから、
親子で遊ぶのはなかなか難しい面もあります。それより、子供同士でちょっとした時間に遊ぶ方が多いようですね。
(2002.3)
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レーダー作戦ゲーム
   <メーカー=MILTON BRADLEY、人数=2人、時間=15分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
相手の艦隊を早く全滅させれば勝ち、という2人対戦型のボードゲームです。パパにとっては子供のころ夢中になって
遊んだなつかしいゲームです。ですからかなりクラシックなゲームの1つだと思います(^_^;)。

プレイヤーは向かいあって座り、それぞれ自分のボードを持ちます。ボードはノートパソコンのようにふたを開いて使います。
ボードのふた、底にはそれぞれ10×10マスの海域が描かれており、それぞれが相手の海域、自分の海域をあらわします。
最初に自分の海域に自分の艦隊(5隻あり、2−5マス分の大きさがあります)を相手に見えないように配置します。
それから、交互に相手の海域に対して攻撃をかけます(各マスは、A−1〜J−10のように呼び名があります)。
相手の攻撃が何もない海域であれば、はずれであることを相手に告げ、攻撃された海域に水柱を示す白のピンを立てます。
相手の攻撃が自分の船に当たれば、あたりであることを相手に告げ、船に火柱を示す赤のピンを立てます。
自分の攻撃は相手の海域のマスに同じように記録していきます(どこを攻撃したか分からなくなってしまいますから)。
船のすべてのマスに相手の攻撃が当たれば船は沈没します。船が沈没したときも相手に知らせなければなりません。
早く相手の船をすべて沈没させた方の勝ちです。

運の要素が強いゲームのようですが、艦隊の配置方法など、戦略性もあり、面白いゲームです。
特に2マスの小さな船をどうかくすかが考えどころになります。他の船にくっつけておいて相手を勘違いさせる手もあります。
子供たちにも人気があるゲームです(撃った弾が当った時の爽快感が楽しいようです)。  (2002.3)
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ザップゼラップ (ZAPP ZERAPP)
   <メーカー=ZOCH ZUM SPIELEN、人数=3−4人、時間=30分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
魔法使いがレースを繰り広げるという設定のボードゲームです。すごろくなんですが、駒の進め方が非常に独創的で、
他に似たもののないゲームです。

ボード上には円形にマスが配置されています。スタートマスとゴールマスはプレイヤーごとに別々に設けられています。
プレイヤーはそれぞれ魔法使いの駒を3つスタートマスに置いてゲームを開始します。
ボード中央には木製のたるが13個置かれています。たるには、金属製の小さなおもりが1−13個入っており、
いくつ入っているかはたるの底のシールを見ないと分かりません。
まず、プレイヤーの誰かがダイスを2個を振ります。目が分かったら各プレイヤーはわれ先にたるを手にとって振ってみて
中にいくつおもりが入っているかを考え、どれか好きなたるを選びます。全員がたるを選び終わったら一斉にたるの底を
確認します。ダイス目より大きな数字のたるを取ってしまった場合はバストとなり、そのターンは駒を進めることが
できません。ダイス目以下の数字のたるを取ったプレイヤーは、数字の大きい順に、たるの数字だけ任意の駒を
進めることができます。これを繰り返し、早く全部の駒をゴールさせたプレイヤーの勝ちです。
自分の安全地帯以外のボード上で、他の駒に追いつかれたらスタートに戻されるなどの細かなルールがゲームを
より面白いものにしています。われ先にたるを取って振る様子がユーモラスな楽しいゲームです。

ルールだけ聞くと簡単そうに思えるかもしれませんが、振るだけでたるの中のおもりの個数を当てるのが難しいんです。
8の目が出たときに自信を持って選んだたるが12だったりすることなどはしょっちゅうです。かといって時間をかけて
迷っていると他の人にたるを取られてしまいますからゆっくりもしてられません。このゲームでは、安全地帯をどううまく
使うかが重要ですから、ダイス目が自分にとってあまり都合が良くないときは、意識的に大きな数字を取って駒を
動かさないという選択をすることもあります。なかなかよく出来たゲームです。  (2002.3)
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6ニムト (6NIMMT!)
   <メーカー=AMIGO SPIELE、人数=2−10人、時間=30−45分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
意外な展開を見せるところが楽しい“6はだめ!”という名のカードゲームです。参加人数が多いほど面白いゲームです。

カードは1から104までの数字と、牛の絵がいくつか描かれたカード合計104枚を使います。牛の絵の数は1−7匹で、
カードによって違います。各プレイヤーに10枚づつカードを配り、場に4枚のカードを並べてゲームを始めます。
残りのカードは使用しません。各プレイヤーは、一斉にカードを1枚出します。そして、各プレイヤーの出したカードを
一番小さな数字から処理し、場のカードに昇順に並べていきます。複数のカードの後ろに並べられる場合は、もっとも数字の
近いカードの後ろに並べなければなりません。こうして、カードの列ができていきます。1つの列の6番目にカードを置かされた
プレイヤーは6ニムトとなり、列の5枚のカードを引き取らなければなりません。そしてそのプレイヤーの置いたカードが
新しい列の先頭のカードとなります。又、どの列にもプレイヤーの出したカードより小さな数字のカードがない場合は、
プレイヤーは任意の列のカードをすべて引き取り、そのプレイヤーのおいたカードが新しい列の先頭のカードとなります。
これを10回、手札がなくなるまで繰り返します。ゲームが終了したときに各プレイヤーが引き取らされたカードに描かれた
牛の絵の数(マイナスポイント)が最も少ないプレイヤーの勝ちです。

血みどろの(牛の絵の数が多い)カードを引き取らないようにうまく立ち回ることが勝つためのポイントになりますが、
このゲームに必勝法はたぶんありません。大勢でプレイしているとあっという間にカードが列にたまって6ニムトとなりますし、
誰がどんなカードを出すかは読みきれるものではないですから、運を天に任せるしかない部分が必ず残ります。
ルールもシンプルですから、子供でも、ゲームに慣れていない人でもすぐに楽しめます。
パーティーなどのとき、みんなでちょっと遊ぶのにいいゲームだと思います。  (2002.3)
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ディスクショット (KARAMBOLAGE)
   <メーカー=HABA、人数=2−4人、時間=20分> ≪難易度=2、お勧め度=B≫ 【95年子供ゲーム大賞】
ロープを使って木製のおはじきを飛ばしてビリヤードのように遊ぶアクション系のゲームです。
子供向けのゲームなのですが、遊びだすと結構熱くなる不思議な魅力を持ったゲームです。

まずロープを使ってテーブル上(出来るだけなめらかな表面の方がいいです)に四角いリングを作ります。
そして、リング内に赤、青、緑、黄、紫、オレンジの6色の木製のおはじきをばらばらに配置してゲームを始めます。
プレイヤーは自分の順番が来たら、おはじきと同じ6色が描かれたダイスを2個振ります。
そして、出た色のおはじき同士をぶつけることが出来れば得点になります。おはじきは直接触れることは出来ず、
短いロープをはじこうとするおはじきの回りにたるませてからめ、それをピンとのばす反動でおはじきを飛ばします。
うまく目標に当てることが出来れば1点を獲得し、もう一度手番を行うことが出来ます。はじいた際にうまくおはじきを
ぶつけることが出来なかったり、おはじきがリングから出てしまったりしたら失敗で、次の人に手番が移ります。
なお、ぶつけたいおはじき同士が他のおはじきの陰になってしまっている場合は、リング内にクッションブロックを置いて、
それを使ってバウンスショットを試すことも出来ます。また、両方のダイスとも同じ色が出たら無条件に1点を獲得します。
最初に決めておいた点数を早く獲得したプレイヤーの勝ちです(他にもいくつかのバリエーションルールがあります)。

簡単なゲームのように思われるでしょうが、おはじきをロープをのばす反動ではじき飛ばす力かげんが難しく、なかなか
うまくいきません。少し力が強すぎると、すぐにリングからおはじきが出てしまいます。
ゲームの雰囲気もよく出来ています。手軽に遊べて楽しいゲームです。  (2002.3)
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ドミノ (DOMINO)
   <メーカー=−−、人数=2−4人、時間=15−30分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
昔からある、サイコロの目を二つくっつけたようなタイルを使って遊ぶゲームです。
ゲームとしてというよりは、ドミノ倒しの方が有名になってしまっている感がありますが、結構面白いゲームです。
いちばん一般的なシックスドミノでは、サイコロの目が0−6の組み合わせのタイル28枚を使います。
ドミノには色々な種類とゲームバリエーションがありますが、うちでプレイするマギンというゲームルールをご紹介します。

プレイヤーはドミノタイルをプレイ人数に応じて5−7枚とってゲームを始めます。残りは山札として場に積んでおきます。
まず、いちばん大きなぞろ目のタイルを持っているプレイヤーが場にタイルを出し、そのプレイヤーから時計回りにプレイ
していきます(もし誰もぞろ目のタイルを持っていない場合は誰かがぞろ目タイルを引くまで全員が山札を引きます)。
手番のプレイヤーは場に出ているタイルの端に同じ目でつながるようにタイルをつなげていきます(ぞろ目のタイルだけは
4方向にタイルをつなぐことが出来ます)。もし出せるタイルがなければ出せるタイルを引くまで山札からタイルを引きます。
タイルを出した後、ドミノのつながりの端の目の合計が5の倍数になっていればプレイヤーは目の合計÷5の得点を
得ることができます(マギン)。こうして順にタイルを出していき、誰かが自分のタイルを全部出し切ったところでゲーム終了です。
上がったプレイヤーは、他のプレイヤーの手持ちのタイルの目の合計÷5の得点を得ることが出来ます。
これを繰り返し、早く規定の点数を獲得したプレイヤーの勝ちです。

このゲーム、2人でやるのがいちばん面白いと思います。そして、ただ黙々とゲームするだけじゃなくて、
お酒と適度な会話があったほうがこのゲームに似合ってるんじゃないかな、と思います。
そういう意味では大人のゲームなのかもしれませんね。  (2002.3)
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花札
   <メーカー=−−、人数=2−3人、時間=15−30分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
12ヶ月を模した絵柄の美しい、日本の伝統的カードゲームです(説明するまでもないですね)。
雅なゲームなのですが、ばくちのイメージが強いのか、あまりファミリーゲームとしてポピュラーとは言えないですね。
このゲームにも様々なバリエーションルールがありますが、ここではうちでプレイしているルールをご紹介します。
このルールは、パパ、ママがそれぞれの親から教わったもので、多分近畿地方のローカルルールだろうと思います。

カードは1−12月のカードが各4枚、合計48枚あり、それぞれ1、5、10、20点の得点が絵柄によって決まっています。
2人でプレイする場合は、藤とあやめの札8枚を抜いた40枚を使います。
まずプレイヤーに手札を配り、そして場に札を表にして並べてゲームを始めます。
3人ゲームの場合は手札は7枚、場札は6枚です。2人ゲームの場合は手札、場札とも8枚です。
プレイヤーは自分の順番が来たら、手札から1枚カードを場に出し、そして山札を1枚めくります。
その際、出した札と同じ種類のカードが場にあればそれを合わせて2枚セットで獲得する事が出来ます。
これを手札と山札がなくなるまで繰り返し、自分が獲得した札の点数合計から3人ゲームの場合88、
2人ゲームの場合115を引いたものがその回の自分の得点となります。この方法では全プレイヤーの得点合計は
ゼロになりますから、得点がプラスであればその回は勝ち、マイナスであれば負け、ということです。
あと、以下のような手役があり、この手役を完成させたプレイヤーは、他のプレイヤーからその手役分の得点を
もらうことが出来ます。
1.表(25点)…松の20点、桜の20点、梅の10点を揃える
2.裏<赤短>(15点)…文字の書かれた赤短冊の5点札(松、梅、桜)3枚を揃える
3.青短(15点)…青短冊の5点札(牡丹、菊、紅葉)3枚を揃える
4.猪鹿蝶(15点)…萩の10点札(猪)、紅葉の10点札(鹿)、牡丹の10点札(蝶)を揃える
5.月見で一杯(10点)…坊主の20点札と菊の10点札を揃える
6.花見で一杯(10点)…桜の20点札と菊の10点札を揃える
7.藤(10点)…藤の札4枚を揃える
8.桐(10点)…桐の札4枚を揃える
なお、雨の1点札は鬼札と呼ばれ、雨以外の任意の札と合わせることが出来ます。鬼札に相手を取られて半端になった
札は鬼札の持ち主の物になります。また、雨の半端札は残りの雨札の持ち主の物になります。

子供が出来るまではママと2人で10回勝負をよくやりましたね。今でも時々2人で遊びます。
やっぱりこのゲーム、何かたわいのないものでいいから賭けてやった方が楽しいです。  (2002.3)
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ファミリー分数ゲーム (FAMILY FRACTION GAME)
   <メーカー=P AND P、人数=2−4人、時間=15分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
子供に分数というものを理解してもらうためには一度は遊んでおいたほうがいいと思います。
しかし、ゲームとしては面白いものではありません。(^_^;) 子供の教育用のゲームです。

ピザの台のような円盤をおさめるお皿が6枚と、ピザの切れのような円盤を切った形のブロックを使います。
ブロックは、1/2(180°)×2、1/3(120°)×3、1/4(90°)×4、1/6(60°)×6、1/8(45°)×8、
1/9(40°)×9の合計32ピースがあります。
プレイヤーはプレイ人数に応じて1−2枚のお皿を持ってゲームを始めます。
プレイヤーは自分の順番が来たらダイスを振り、ダイスの指定する大きさのピースを取って自分のお皿にはめ込みます。
(ダイスの指定するピースが売り切れの時は振りなおします)これを繰り返し、出来るだけ自分のお皿をすき間なく埋める
ことが出来たプレイヤーの勝ちです。

子供たちにとって、こういうゲームにふれて角度や分数というものを実際に体感しておくことには意味があると思います。
例えば、1/9(40°)のピースが1枚だけ入っている場合には、他のピースをどう組み合わせても円は完成しないという
事実は、計算だけで理解しようとするよりは、実際に試して納得する方がはるかにいいでしょう。
ただ、こういうゲームばかりだと飽きてしまいますから、楽しいゲームに混ぜて時たまプレイするのがコツですね。
(2002.3)
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漁師のフリッツ (FISCHERS FRITZ)
   <メーカー=AMIGO SPIELE、人数=2−5人、時間=20分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
海からどれだけたくさんの魚を釣るかを競うカードゲームです。記憶力が試されるゲームです。

カードは正方形で25枚あり、16枚は4種類の魚がそれぞれ4色で描かれており、残り9枚はぼろ靴が描かれています。
魚のカードは+1点、ぼろ靴のカードはー1点です。これを5×5の正方形に裏向きに並べます(これが海です)。
プレイヤーは自分の順番が来たら、ダイスを2個振ります。1個のダイスは色を指定し、もう1個のダイスは魚の種類を
指定します(それぞれ、2つづつのジョーカーの目があります)。それから、海、もしくは他のプレイヤーの前のカードを
1枚めくります。そのカードがダイスの指定した種類の魚だった場合はそのカードをみんなに見せてから自分の前に
裏向けて置き(一旦置いた後はカードを見たり、動かしたりしてはなりません)、もう一度自分の順番を行うことが出来ます。
めくったカードが違う種類の魚カードだった場合はカードをもとあったところに戻します。めくったカードがぼろ靴カード
だった場合はそのカードを引き取って自分の前に置きます。なお、両方ともジョーカーの目が出たときは魚なら何でも
OK、ということになりますが、その代わり必ず海のカードをめくらなければなりません。
これを海にカードがなくなるまで続け、獲得したカードの得点が最も多いプレイヤーの勝ちです。

たった25枚のカードですが、持ち主が結構めまぐるしく動くこともあってなかなか覚えられません。
つい他のプレイヤーの前のぼろ靴カードを引いてしまう事もあったりして結構盛り上がります。
ただ、このゲーム、序盤でリードしたプレイヤーは他のプレイヤーの集中攻撃を受けることになります。
また、ぼろ靴を取るのをこわがって誰も海からカードを引きたがらなくなる状況も時々発生します。
ですから、このゲーム、プレイヤーがとにかく勝つことだけを考えてプレイするとルールの欠陥ばかりが
見えて、(ただダイス運だけに左右される)つまらないゲームになってしまいます。
みんなで楽しむためにゲームをやるんですから、それぞれのプレイヤーが“みんなを楽しませてあげよう”
というぐらいの気持の余裕を持ってプレイできれば一番いいんですけどね。(もちろんひとたびゲームを始めたら
各プレイヤーは勝とうとするのが当たり前ですし、又そうでなければゲームは面白くないんですが…難しいところです。)

うちでは人気ゲームのひとつです。カードの絵柄もかわいいですし、ルールも分かりやすいですから、
ファミリーで遊ぶのにはいいゲームだと思います。しかし、記憶力を試されるのは、大人には少しつらいです(^_^;)。
(2002.3)
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ヤッツィー (YAHTZEE)
   <メーカー=MILTON BRADLEY、人数=1−6人位、時間=15分>≪難易度=2、お勧め度=B≫
ダイスを5個使うだけのシンプルなゲームです。パソコンのゲームパックの中には、“ヨット”というゲームとして
登録されています。このゲームもバリエーションがたくさんありますが、ここでは、一番単純なものを紹介します。

プレイヤーは、合計12ターンダイスを振り、手役を作ってその合計点を競います。
各ターンでは2度まで好きな個数のダイスを振りなおすことが出来ます。
手役には以下の12種類があり、12ターンでそれぞれの手役を1回づつ作らなければなりません。
1…1の目が出た数×1の得点を獲得します(1が4つ出ると+ボーナス10点、5つ出ると+ボーナス30点)。
2…2の目が出た数×2の得点を獲得します(2が4つ出ると+ボーナス10点、5つ出ると+ボーナス30点)。
3…3の目が出た数×3の得点を獲得します(3が4つ出ると+ボーナス10点、5つ出ると+ボーナス30点)。
4…4の目が出た数×4の得点を獲得します(4が4つ出ると+ボーナス10点、5つ出ると+ボーナス30点)。
5…5の目が出た数×5の得点を獲得します(5が4つ出ると+ボーナス10点、5つ出ると+ボーナス30点)。
6…6の目が出た数×6の得点を獲得します(6が4つ出ると+ボーナス10点、5つ出ると+ボーナス30点)。
オール…同じダイスの目が5つ出たら、ダイスの目がいくつでも50点獲得できます。
ロング…ダイスの目が5つ連続したら、ダイスの目がいくつでも30点獲得できます。
ショート…ダイスの目が4つ連続したら、ダイスの目がいくつでも15点獲得できます。
フォー…同じダイスの目が4つ出たら、ダイス全部の目の合計の得点を獲得できます。
フルハウス…同じダイスがそれぞれ3つと2つ出たら、(例:44455)、ダイス全部の目の合計の得点を獲得できます。
カウント…無条件にダイス全部の目の合計の得点を獲得できます。

上記のルールでは、このゲームの理論上の満点は470点ですが、もちろんそんなわけにはいきません。
今までのうちでの最高記録は310点ぐらいでしょうか。
このゲーム、どの役から埋めていくかが1つのポイントになります。12ターン目、つまり最後のターンにロングだけが
残っている状況で、ダイスの1投目に6が5個出たりすると非常に切ない思いをします(^_^;)。
とはいうものの、ダイスの出目は予測できませんから、結局は運に左右されるゲームです。
このゲーム、数人でプレイするのもいいですが、ソリテリーのように1人で物憂げにダイスを振るのも又なかなか、です。
夜の雰囲気とお酒の似合う大人のゲームだと思います。パパはわりと好きです(^^)。  (2002.3)
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人生ゲーム (THE GAME OF LIFE)
   <メーカー=タカラ、人数=3−8人、時間=60−90分>≪難易度=2、お勧め度=C≫
人生をなぞらえたすごろくゲームです。プレイヤーはゲームの中で就職し、結婚し、子供を作り、いろんなイベントを
経験する中でお金を儲けたり失ったりします。人生が終わったときに一番お金持ちになっているプレイヤーが勝ちです。
すごろくですから、ルールの説明もほとんどいりません(ルーレットの数だけ駒を進めてそのマスの指示に従うだけです)。
そのためか、ファミリーゲームとして広く普及していますね。また、最近では毎年のようにその年の世相を映した新しい
バージョンが発売されており、これも結構よく売れているようですね。パパも子供のころにはよくプレイしたものです。

しかし、このゲームは以下のような理由からでしょうか、うちではあまり人気がありません。
1.プレイ時間がすごろく(運だけで勝敗が決まるゲーム)としては長い。
2.毎ターン給料の支払いなどお金のやり取りがあってゲームが冗長である。
3.“仕返し”など、ファミリーゲームとしては適当でないルールがある。

子供同士でプレイする分にはいいゲームだと思います。どのプレイヤーにも等しく勝つチャンスがありますしね。
でも、ファミリー、あるいは大人同士でプレイするのなら、他にもっといいゲームがあるように思うのです。  (2002.3)
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ロリット (ROLIT)
   <メーカー=エンゼル商事梶A人数=2−4人、時間=30分>≪難易度=2、お勧め度=C≫
このゲーム、要するに4人でプレイするオセロです。オセロと同じ8×8のボードと、青、赤、黄、緑の4色を表示できる
球形の駒を使います。各プレーヤーは順に1つづつ駒を置いて、他のプレイヤーの駒を自分の駒ではさむことが
出来ればはさんだ駒をすべて自分の色に変えることが出来ます。ボードが全部埋まったときにボード上に一番多く自色の
駒があるプレイヤーの勝ちです。普通のオセロ同様、プレイヤーは可能な場合には必ず他の駒をはさむように置かねば
なりません。しかし、もしもボード上に自分の色の駒がないなどの理由で他の駒をはさむことが出来ない場合には、
他の駒と隣接さえしていればボード上の任意の場所に自分の駒を置くことが出来ます。
このルールがあるため、オセロとは違い結構意外な展開を見せるゲームになっています。

マルチゲーム(多人数で遊ぶゲーム)には珍しいプレイヤー間の秘密がまったくない(完全情報型)ゲームです。
そのため、勝ち目のなくなったプレイヤーの思惑によって勝者をある程度コントロールできてしまう欠点があります。
みんなが勝ち負けにこだわらずに楽しむ姿勢で遊ぶことが出来れば楽しいゲームなんですけどね。  (2002.3)
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四字熟語合わせ
   <メーカー=奥野かるた店、人数=2−6人位、時間=20分程度>≪難易度=2、お勧め度=C≫
四字熟語を楽しみながら覚えよう、というテーマで作られた子供の教育用のカルタゲームです。
一期一会、一心不乱、四苦八苦、などの四字熟語が2文字づつ別々のカードに描かれています。カード2枚セットで
熟語が完成します。これが75セット、合計150枚のカードがあり、うち50枚は初級編、残り100枚は上級編です。
初級編、上級編のカードだけを使って遊ぶことも出来ますし、全部のカードを使って遊ぶことも出来ます。

最初に1枚のカードを場に表にしておき、残りのカードを山札にして場に置いてゲームをはじめます。
プレイヤーは順に山札をめくり、そのカードと場のカードをセットにして四文字熟語を作ることができればカードを獲得
します。できない場合は場にめくったカードを置いておきます。
これを繰り返してより多くのカードを獲得したプレイヤーの勝ちです(他にバリエーションルールもあります)。

ゲームをしながら子供たちに四文字熟語の意味を解説してあげると、意外なぐらいよく覚えてくれます。
やはり子供の記憶力ってすごいですね。一通り基本のルールでプレイしたら、今度は四文字熟語の下の句のカードを
場に並べ、カルタとりの要領で遊んでもいい復習になります。しかし、こうした教育を前面に押し出したゲームは、
ゲームのルールも不完全で、繰り返して遊ぶようにはできていないですね。(^^ゞ  (2002.3)
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